うちの近くはスーパーが3軒あってとっても便利。
その中でも一番安いと思われるスーパーに通い出してしばらくした頃、レジのお姉さんに話しかけられた。彼女はモンゴル人で、何でも日本で日本語を2年間勉強したことがあるそうだ。
日本語話せるのにスーパーのレジで働いているのもこの国の大変な労働事情を伺わせる(と勝手に推測)。とにかくそれから会う度に挨拶したり、ちょこっと話したり。
彼女は私が帰る時かならず日本語で「お疲れ様でした〜」と言う。何かこんなところで日本語聞くのもいいな、と思い私も簡単な日本語とフランス語を交えて話す。
そういえば何年か前、築地に勤めていた時、たまに食べに行っていた市場の食堂のおばちゃんもいつも私達が入ってきたら「お疲れさまー」、ご飯が終わって出ようとすると「また頑張ってねー」と声をかけてくれた。私は勝手に「癒し系おばちゃん」と名付けていたが、何だかこの時のことを思い出す。あー癒された日々。
今日は真っ昼間で他に客もいなかったので、レジで朝青龍の話をした。といっても私は名前と怪我したとか何とかそういうことしか知らないので、お姉さんに彼はどんな人と結婚したとか教わった感じ。他にもモンゴル人力士の名前が出たが、私にはちんぷんかんぷん。「へえーほおー」とうなづくに留まった。←得意技はわかったフリ。
近所に知ってる人が出来るのは楽しい。こっちはまだ近所付き合いというものがわずかながら残ってるし、フランス人は誰彼捕まえては話し出す口から生まれた国民(言い過ぎか?)。まあ私ら2人はフランス人じゃないんだけれども、そんな雰囲気の中で外国人として暮らす大変さを分かち合える喋り友達が出来てスーパー通いも楽しくなった。
パリ:夏のソルド開始!
12 years ago
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