日本に里帰りする前に、友人に頼まれた香水があったのでプランタンへ行って来た。
ラッキーなことに、わたしのプランタンカード(ってかTakashimayaカード)で10%割引してもらえた〜。免税店で売ってない香水だけど、割引付きならお得な感じ。
3ヶ月以上フランスに滞在する人なら、たしか滞在許可証を提出すればもらえます。ギャルリ−ラファイエットにも同じようなカードあり。旅行者は、12%オフのチケットがもらえるんだって。さらに免税手続きもできるのかな?多分。
普段、ブラブラすることはあってもお高くてソルドの時以外デパートでは買い物しないので、久しぶりで緊張した(店員とコミュニケーションを取りながら買い物しなきゃいけないから)。
そしたらどこかからにぎやかな音楽が聞こえて来た。なんだろーと、見てみたらでっかいシャネルのこけしが!!!!
正確に言うとロシアのマトリューシュカだけど…。
今年のプランタンクリスマスはロシアをフィーチャーしているらしく、そこかしこにこけし、もといマトリューシュカがにっこり笑っている。
この日は、ロシアの伝統衣装を着たおじさんとおばさんが、巨大なシャネルとディオールのこけし(どうしてもこけしと書いてしまう!)前で音楽を披露していた。このこけし、この後一体どこへ行くのでしょうか…。
ショーウィンドウにもこけし発見。去年は何だかファンタスティックで可愛らしい感じだったけど、今年はもっと大人っぽい雰囲気。思いっきりゴージャスに飾られたウィンドウ。
こういうウィンドウを見てるのはホント楽しい。
お正月よりもこっちはクリスマスが俄然盛り上がるので(キリスト教徒ど真ん中だし)、早くもデパートはプレゼントを買う人達でごった返していたのでした。
わたし的にパリのクリスマス:こけし発見
Dec
パリ生活は楽じゃないぜ!滞在許可証更新の話。
Dec
私の体験談じゃないけど、昨日友達から恐ろしい話を聞いた(幽霊話ではない。わかってるってね)。
大学に行ってる留学生。在仏4年。2年間は語学学校で、後は大学(Licence)と大学院(Master)を掛け持ちしている。しかし、一回も進級試験に合格したことがないので、滞在許可証が更新できずPrefectureの人に「今週末までにフランスから出て行くように」と勧告されたらしい。
ひょえ〜!確かに、確実に進級していかないとちゃんと勉強せずにヤミで仕事やってんじゃないのか?と疑われるので、更新が難しくなるのはわかる。
でも強制退去かー。言われた本人はどれほどショックだったでしょう。
この決定を覆すには裁判を行うしかないらしく(教授の手紙とかで大丈夫なのかと思っていた甘い私)、弁護士を雇ったり、また弁護士を雇うための費用を保証する証明を出さなきゃいけなかったりこれまた面倒なことに。
しかもこっちの裁判って長くかかるっていうし、まさに自分の精神力と経済力と色々な面を試される。
今年は授業数が少なくなったものの、授業内容もよりアカデミックに難しくなっているし、仕事ですっかり疲れて勉強に身が入らなかったりしていたので、この話を聞いてちょっとぞぞーっときた。
来月には1学期の試験がある。「今回はけっこうやばいかも」と思っていたが、それどころではなく、がっちり勉強しないと。
メトロはカラオケボックス?!
Dec
最近、メトロに乗っていて気づいたことがある。
メトロでは、色んな楽器を持った人達(主にアコーディオン)が乗って来て即興で演奏し、お金をもらうのを見かけるが、何か最近多い気がするのがカラオケ。
ポータブルカラオケマシーンみたいなのと共に車両に乗り込み、エコーの効いたマイクで歌い出すというもの。
しかも、歌う人は妙齢のおばさんで、しかも日本でいうと昭和メロドラマの主題歌みたいな何だかメロウで粘っこい歌ばっかり。確かに上手い。上手いよおばさん!でもメトロで他人のカラオケ聴くのってどうなのさって感じ…。
メトロで聴くならば、やっぱり生音の楽器の音を聴きたいなーと思う。
どうしてこんなにカラオケ in メトロが流行ってるのかわからない。誰もお金あげてないみたいだし。なのに、どのメトロに乗っても見かけるのさ。そして、通勤のブルーな気分の時に、「なぜ私を捨てたのよ〜♬」みたいな歌を歌われると、どんどん落ちていくのさ。
私のお気に入りのウィッキーさん似のおじいさん(味のあるヴァイオリンを弾く)も最近はめっきり見かけないし、プロでもない人の歌聴かされるし、何だかもうちょっと何かないのかね〜メトロ。と思う今日この頃。