パリに来てから3年弱。人のうちに居候したり、友人とシェアしたり、今までわりと住居に関する面倒な手続きとは縁遠かった私ですが、この度(お金もないのに)引越しすることにした。
夏休み前から物件はちょこちょこ探していたものの、ピンと来るアパートがない&どうしても実家に一時帰国しなければならなかったので、本当は夏にたくさん物件があるのに出遅れスタート。
自分で様々なアノンスを見たり、日系の不動産に問い合わせたり。そしたら、ちょうどこの時期は物件がえらい少ないとのこと。今年から学生ビザの申請方法が変わって、パリに着いてからゆっくり住居を決められず、日本にいる時にちゃんと住むところを決めないといけないとかで(間違ってたらごめんなさい)日本にまだいる人達がガンガン物件決めちゃうのだそうだ。そうすると、まだ住んでもいないのに予約金と称してパリに到着するまでの間、普通に家賃を払う、というケースが出て来るんだって。いくら売り手市場といえども、そんな惨い仕打ちがあっていいものか…。何かこれからくる人達可哀想だな〜。←早朝に不動産屋さんと無駄話をしていて聞いた話なので、何度も言うけど私の働かない頭で勝手に情報を曲解してたらごめんなさい。
そんなこんなで1つの物件に大勢の人が殺到するので、私もすぐ前に来た人が契約を決めてしまって部屋を見学も出来なかったという悲しいケースが2,3件。さすがに疲れてきた。
そんな時、お友達が同じく物件を探していて、不動産屋さんを紹介してくれたので見てみたら、若干予算を超えているものの、広さとしては自分の納得のいくアパート発見。5階で(日本でいうと6階)エレベータなし、家具付きだけど家具はほとんどなし(自分で色々買いそろえないといけない)、古いアパートなので多分電気代が高い、という弱点は多々あるものの、場所が便利なのと、逆にいったら自分の好きに壁塗ったり修理出来るところなので長く住むにはいいのかもしれない、と思ってそこに決めますた。今持ってるベッドマットとクローゼット使えるし。
日本ではまず賃貸は自分で改造出来ないし、ここで修理工としての修行ができるかと(出来る訳ないけど)ポジティブに考えることにした。
不動産屋さんを通してなので手数料かかるけど、その分意地で長く住んでやる〜(もともと引越し大嫌いなので多分すぐには動けないと思う)。担当の人も親切だしさっぱりしてるので、今後とも色々と相談させてもらいます。
それに、住む予定の場所周辺に友達が数人いるので、それも精神的に助かる。
まだ契約は完了してないけど、契約書が出来たら住宅保険に入る為に銀行へ行かなければならない。銀行に聞いてみたらすぐに出来るとのことだったので、契約が済んだらその足で行くつもり。住宅保険に入ったら、不動産屋さんに証明書を渡して、アパートのカギをもらい、état des lieux。これは退去時の状態と比べて壊れてるものがあったら弁償する、というものなので、自分でも慎重にチェックしておく必要がある。前の住人が壊した箇所を保障しろって言われてもやだもんね。
と、いうことで、多分今週末にはお引っ越し出来ると思うんだけど…。服と本がわんさかあるので今から準備のことを思うとうんざりする(涙)。カーテンとか前もって買っときたいものもあるし。綿密なスケジュール管理っちゅうものが苦手なので、また頭おかしくなりそうです〜!
パリ:夏のソルド開始!
12 years ago